こんな方は検査をお勧めします
胃がん、大腸がんなどのリスク要因には「家族歴」があります。ご家族に胃がん、大腸がんの方がいらっしゃる場合は、内視鏡検査を受けたほうがよいでしょう。また、一緒に生活していた方のなかにピロリ菌感染者がいらっしゃった場合も、胃内視鏡検査をお勧めします。
胸やけ、胃酸がこみ上げる、心窩部(おへその上あたり)が痛む、といった自覚症状がある場合は、胃炎、胃潰瘍になっているかもしれません。これらの症状があるときも、内視鏡検査を受けて胃の様子を調べてみましょう。
ほか、鉄剤などを服用していないにもかかわらず黒い便(タール便)が出る場合も、胃内視鏡検査での確認をお勧めします。食道や胃、十二指腸から出血が続いている疑いがあります。
便通異常や慢性的な腹痛、血便が出るなどの症状がある方には、大腸内視鏡検査をお勧めします。