ピックアップ

Pick up

清水医院からのピックアップ

清水医院から、
「内視鏡検査」、「めまい」、「嚥下機能評価」
についてのご説明。

01

内視鏡検査

内視鏡検査をすることで、食道がん、胃がん、十二指腸がん、大腸がんなどの早期発見ができます。
胃内視鏡検査ではピロリ菌感染の有無、がんの早期発見、炎症、潰瘍の有無、内服の必要性などがわかります。大腸内視鏡検査では、がんの早期発見、ポリープの有無のほか、粘膜の炎症(炎症性腸疾患)、腸の形の異常や便通障害(便秘がちであるなど)もわかります。

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02

めまい

一般的なめまいの症状には、『ぐるぐる』、『ふわふわ』、『くらーっ』とする、の3症状があります。
私たちの姿勢やバランスを保つ機能を平衡機能といいますが、平衡機能のどこかに異常が生じることで、めまいの症状が現れます。めまいは、立ち上がるとき、体勢を変えたとき、何もしていないときなど、あらゆるときに起こりうる症状です。

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03

嚥下機能評価

ものを口から摂取し、胃に送ることを嚥下(えんげ)といいます。そして、うまく飲み込めない、むせてしまう、引っかかる感じがする、など、嚥下がうまくいかない状態を嚥下障害と呼びます。
嚥下障害の主な原因は加齢です。筋力や神経系機能の低下によりのどの位置が下がることで、嚥下の機能が低下している例が多く見られます。超高齢化社会を迎えた現代では、嚥下障害の患者数が増加しています。

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当院検査の特徴Point

当院の胃内視鏡検査では、経鼻(鼻からカメラを入れる)、経口(口からカメラを入れる)ともに対応可能です。前処置を丁寧に行い、なるべく患者さんへの負担を減らすことを心がけて検査をしています。検査の際にはマウスピースも使用しますが、こちらも嘔吐反射が起こりにくいものを使っています。希望があれば、鎮静剤の用意もしております。
当院の大腸内視鏡検査では、挿入時に与えてしまう患者さんの苦痛を極力減らすよう努めております。挿入後には、確実な観察を行うために空気を入れますが、入れた空気はしっかりと抜くように心がけています。
当院では、レーザー内視鏡という高精細の機材を備えており、がんの早期発見に努めております。

こんな方は検査をお勧めします

胃がん、大腸がんなどのリスク要因には「家族歴」があります。ご家族に胃がん、大腸がんの方がいらっしゃる場合は、内視鏡検査を受けたほうがよいでしょう。また、一緒に生活していた方のなかにピロリ菌感染者がいらっしゃった場合も、胃内視鏡検査をお勧めします。

胸やけ、胃酸がこみ上げる、心窩部(おへその上あたり)が痛む、といった自覚症状がある場合は、胃炎、胃潰瘍になっているかもしれません。これらの症状があるときも、内視鏡検査を受けて胃の様子を調べてみましょう。

ほか、鉄剤などを服用していないにもかかわらず黒い便(タール便)が出る場合も、胃内視鏡検査での確認をお勧めします。食道や胃、十二指腸から出血が続いている疑いがあります。

便通異常や慢性的な腹痛、血便が出るなどの症状がある方には、大腸内視鏡検査をお勧めします。

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検査の流れflow

胃内視鏡検査

前日の夕食は普段通りにお取りください。(21時までに召し上がってください。)21時以降は水のみ摂取していただけます。服用している薬がある方は、なるべく早い時間にお飲みください。

1番目の方の来院時刻は、7時30分です。7時30分から8時に前処置を行います。経鼻、経口ともに、検査の前には消泡剤を飲みます。経口の方は、喉の麻酔をして検査まで待機していただきます。経鼻の方は鼻に麻酔用のスプレー、麻酔のゼリーを塗り、棒状の鼻腔を広げるカテーテルを挿入して、検査まで待機していただきます。

1番目の方の検査は8時に開始、2番目の方の検査は8時15分ごろに開始します。1番目の方で9時ごろには会計が済みますので、午前中いっぱいかかることはありません。。

大腸内視鏡検査

当院の大腸内視鏡検査では、前日に検査食を取っていただきます。検査当日は9時ごろにお越しいただき、下剤を飲んで大腸をきれいな状態にします。大腸の中のものがなくなるまで、待機室でお過ごしください。検査開始時刻はお昼ごろになります。

バリウムと
内視鏡の比較

粘膜の微細な構造の変化や炎症の程度、早期がんといったものを診断するときは、内視鏡検査が適しています。

一方、胃の形や食道の形、大腸の形といった全体の形の異常を診断するとき、憩室といって壁の外側に出っ張りがある場合や、ポリープやがんなどの病変がどのあたりにあるかを調べるときには、バリウム検査は有用です。

ただし、バリウムで見つかるがんは、比較的大きな進行がんが多く、がんの早期発見の為には精度の高い内視鏡検査を選択するとよいでしょう。

内視鏡のメリットは、その場で組織をつまんで細胞診や組織診(生検)ができる点もあります。悪性か、良性かの判断ができます。また、バリウムで所見があった人はその後内視鏡検査を行うのに対して、内視鏡検査で所見があった人が、その後に必ずバリウム検査をするわけではありません。内視鏡検査のほうが、一度の検査で済む可能性は高いでしょう。

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めまいの症状Symptoms

一般的なめまいの症状には、『ぐるぐる』、『ふわふわ』、『くらーっ』とする、の3症状があります。
めまいは生活習慣病といわれるほど私たちの生活に密着しており、近年では受診される方が大変増えています。

こんなめまいは要注意

めまいの中で最も多いのは、耳の機能が原因で起こるものです。しかし、このタイプのめまいでは、命を落とすことはありません。危険なのは、脳や心臓が原因で起こる『危険なめまい』です。脳梗塞や脳腫瘍などが原因で起こる中枢性めまいや、不整脈が原因で起こる心原性めまいは、突然死のリスクでもあります。
耳からくるめまいは数日で治まることが多いですが、危険なめまいはずっと症状が続きます。

めまいの症状が現れた裏側には、高血圧や低血圧、不安やストレス、自律神経失調症、うつ病などの精神疾患といった不調が隠れている可能性もあります。ただの疲れや睡眠不足と自分で判断するのではなく、めまいが続くときには早めに受診することをお勧めします。

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検査・治療方法flow

めまい検査の流れ

めまい診療の専門知識や技術を持つ「めまい相談医」による、めまい検査、診断、治療を行います。
まずは、めまいの原因が、耳、心臓、脳や自律神経などのうち、どこにあるかを見極めるために詳しく診察をします。次に、患者さんの症状によって複数の検査を行いながら診察を進めます。検査には、聴力検査、赤外線カメラを用いて眼振を詳細に観察するVOR検査、自律神経機能を調べるシェロング検査、深部感覚の異常を調べる神経学的検査、内耳の機能を調べる温度眼振検査などがあります。また必要時には、採血や心電図、レントゲンなどの検査も追加で行っています。

※温度眼振検査は予約が必要です。

めまいの治療方法

めまいの程度や原因によって治療方法は変わりますが、基本的にはリハビリテーションや生活指導、内服、点滴の治療をします。メニエール病の患者さん、めまいを繰り返す患者さんなどの場合は、鼓膜切開やチューブを入れるなどの外科的治療を行う事もあります。
はがれた耳石を元に戻す耳石置換法も積極的に行っています。
最終的にはご自身の生活に取り入れていただき、治療や対処ができるように指導します。

お薬でよく使うのは、抗めまい薬、吐き気止め、利尿剤、自律神経調整薬、循環改善薬などです。吐き気が強い方や食事が取れない方には、点滴を行います。吐き気やめまいの症状が強い場合は、入院での治療も可能です。

めまいとの
付き合い方

生活習慣病であるめまい

めまいは生活習慣病です。そのため、いかにめまいと付き合っていくかが大事です。当院では、めまいについて学んでいただくためにパンフレットをお渡しするとともに、ご自宅でできるめまいの体操指導や、リハビリテーションの先生からの直接指導を行っています。
めまいとうまく付き合うには、以下のポイントを守ることが大切です。

・めまいは寝ていても治らないので動くこと
・散歩などの有酸素運動で筋力を鍛えること
・怖がらずに不安を除去する。自分に自信を持つこと
・ストレスをためずに規則正しい生活をすること
・スマートフォンやタブレットをしすぎないこと

当院では、患者さんの状況に合わせて適切な指導をしていきます。

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嚥下機能評価とはSymptoms

ものを口から摂取し、胃に送ることを嚥下(えんげ)といいます。そして、うまく飲み込めない、むせてしまう、引っかかる感じがする、など、嚥下がうまくいかない状態を嚥下障害と呼びます。
嚥下障害を起こしていないかは、嚥下機能評価の実施によって確認します。当院には耳鼻咽喉科専門医と言語聴覚士が在籍しており、ともに嚥下機能評価を行っています。
また、当院では胃瘻造設にあたり、胃瘻の適応や必要性について、嚥下機能を評価し十分に患者さんおよびご家族に説明したうえで決定しています。いつでもご相談ください。

こんな方は検査をお勧めします

・むせることの多い方
・食事がのどに引っかかる感じがする方
・脳梗塞・脳血管障害・神経疾患・手術後などのため、舌やのどの動きが障害される方
・よく熱を出す方

ご高齢の方のなかには、誤って気管にものが入っても(誤嚥)、咳払いができない方がいらっしゃいます。咳払いができない場合は、誤嚥性肺炎になって繰り返し熱を出すことがあります。

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検査・治療方法flow

検査の流れ

まずはお口の中を確認します。次につばを飲み込んでいただくことで、首やのどの動きを触診します。続いて、喉頭内視鏡を用いてのどの状態を詳細に観察します。さらに精査が必要な場合は、嚥下内視鏡検査や嚥下造影検査を行います。

嚥下障害の治療法

嚥下障害の治療は2種類あります。1つはリハビリテーション、もう1つは手術です。必要な方には言語聴覚士(嚥下リハビリ先生)のもと、食事形態や食事量の工夫、飲み込みやすい食事の姿勢といった栄養指導、嚥下の体操、口腔ケアなどの嚥下機能の向上および改善を目的とした訓練を行います。手術の場合は、手術を行っている医療機関へ連携し、ご紹介いたします。

訓練による変化

むせることが減り、ものがスムーズに飲み込めるようになります。口からものを食べることができます。
嚥下障害を起こすと、生活の質(quality of life:QOL)が低下し、誤嚥性肺炎などの命にかかわる問題も抱えてしまいます。嚥下機能検査は保険適用ですので、ぜひご検討ください。

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